左:Cherrypal Asia C117、右:Cherrypal Asia C118
AndroidタブレットCherryPad America(C515)に関してはこちらの記事で詳細を紹介しているので、本記事ではCherrypal Asiaについて説明したい。
まず最初にCherrypal社について簡単に紹介する。米カリフォルニア州パロアルトにおいてスタンフォード大学の学生らによって設立されたベンチャー企業で、世界中のデジタルデバイド(情報格差)を無くすことを目的として製品を扱っている。激安端末をリリースしている理由は正にそこにある。
CherrypalのノートPCにはAndroid搭載モデルのほか、Windows XP、Windows CE版もある。しかし、安いのはやはりAndroidモデルだ。今回レッドスターが販売を開始するモデルにはWindows XPを搭載した13.3インチのノートPC「Cherrypal Bing (Bing2) 」とWindows CE 6.0を搭載した7インチの「Cherrypal Africa (C103)」があるが、価格はそれぞれ38,800円と12,800円。しかも両モデルとも搭載OSは英語版になる。
Cherrypal Asia (C117)、Cherrypal Asia (C118)は両機種ともAndroid 1.6を搭載。すでに予約受付は始まっていて、レッドスターの公式サイトで注文することができる。納期は1、2ヶ月程度で、1年間の保証がつく。
注文は下記ウェブページより可能。
http://www.redstar.co.jp/cherrypal.htm
C117、C118のそれぞれのスペックは次の通り。
Cherrypal Asia(C117)
- OS:Android 1.6(WMT SDK バージョン:1.7.2)
- ディスプレイ:7インチ(解像度:800×480)※タッチパネルではない
- CPU:VIA 8505 (ARM9 based) 533MHz
- 内蔵メモリ:256MB RAM(DDR2)
- 内蔵ストレージ:2GB(SSD)
- Wi-Fi:IEEE802.11 b/g
- LAN:10/100 Ethernet
- キーボード:英語
- その他:USB 2.0(3つ)、トラックパッド、スピーカー、マイク、SD/MMCカードスロット搭載
- サイズ:213.5×141.8×30.8 mm
- 重さ:約907g以下
Cherrypal Asia(C118)
- OS:Android 1.6(WMT SDK バージョン:1.7.2)
- ディスプレイ:10.1インチ(解像度:1024×600)※タッチパネルではない
- CPU:VIA 8505 (ARM9 based) 533MHz
- 内蔵メモリ:256MB RAM(DDR2)
- 内蔵ストレージ:2GB(SSD)
- Wi-Fi:IEEE802.11 b/g
- LAN:10/100 Ethernet
- キーボード:英語
- カメラ:1.3メガピクセル・ウェブカメラ
- その他:USB 2.0(3つ)、トラックパッド、スピーカー、マイク、SD/MMCカードスロット搭載
- サイズ:213.5×141.8×30.8 mm
- 重さ:約907g以下
UPDATE
2010.10.26: メーカーからの回答あり。C117とC118のサイズ及び重さ表記が同じ点は正しいとのこと。また、両機種ともAndroid Marketは利用できない。日本語利用に関してはデフォルトではないものの、後からユーザーが設定することなどで対応可能という。ディスプレイはタッチパネルではないのでトラックパッドで操作する。いずれにしても詳細は実機確認後に改めてお伝えする予定。
【情報元、参考リンク】
レッドスター/Cherrypal製品公式ページ
Cherrypal公式ページ