現在のAndroidの最新バージョンは2.2(開発コード:Froyo)だが、次期バージョンは2.5、もしくは3.0になるものと見られている。また、開発コードは「Gingerbread」だ。このOSはUIが大きく刷新される点、Google Musicへの対応、よりハイスペックなプロセッサやディスプレイへの対応が特長とされている。
Androidは2.1から2.2へのアップデートでも大きな機能改善が図られたが、今回のバージョンアップでも飛躍することが予想されている。特にUIの変更は、ユーザーへ与える印象を大きく変えるはずだ。よりグラフィカルでクールに、かつユーザー・フレンドリーで使いやすいものに生まれ変わることが期待されている。
このGingerbreadが早ければ10月第4週(17日~23日の週)に公開される可能性があるとの噂が飛び交っている。
情報元はAndroid情報を扱うウェブサイトAndroid Policeで、同サイトのスタッフはAndroidチームの関係者からこの情報を得たとしている。具体的にはGingerbreadのSDKが来週にリリースされるということだ。実際にリリースされれば、Gingerbreadの機能は明らかになる。
Gingerbreadは、スマートフォンに加えてタブレット型の端末での利用も想定した改善が図られる予定にあり、2011年にリリースされる各社のAndroidタブレットは今以上に魅力的になることが予想される。現在のバージョンである2.2(Froyo)がタブレットに最適化されていないことは韓国サムスン電子を始め、各社の関係者が認めており、皆がGingerbreadを心待ちにしている状況にもある。
あくまでも噂レベルの話に過ぎないが、実際にリリースされるかどうか、来週のGoogleの動きには注目となるだろう。
なお、Gingerbreadについては今秋発表との噂のほか、来年という話もある。GoogleはAndroidのバージョンアップ・サイクルをこれまでよりも長めにする方針を示しているが、本当に10月にGingerbreadが公開されるのであれば、今回に関してはインターバルは非常に短いことになる。それ以後については期間が空くのかもしれない。いずれにしても、来週は注目だ。
【情報元、参考リンク】
Android Police/Rumor: Android Gingerbread SDK To Drop Next Week
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