シャープはドイツ・ベルリンで開催されている家電見本市「IFA 2010」に裸眼立体視が可能な3D液晶ディスプレイを搭載した複数の試作品を出展している。その中には同社が年内に国内投入を目指すと公言している3Dスマートフォンと考えられるものも見つかっている。しかも、端末下部に設けられたキーの構成がAndroidの主要キーと同じと見られることから、史上初の3D Androidスマートフォンになる可能性が考えられる。
もちろん同社が展示した試作品はあくまでもコンセプトモデルの為、年内に国内投入が予定されている端末そのものかどうかはわからない。
この端末の3D周りでの特徴的機能は3D写真を撮影できるカメラが搭載されている点と、HDMI出力機能を介して3Dテレビに出力できること。また、ディスプレイのサイズは3.8インチ、解像度は2D表示に切り替えた場合は800×480、3D表示の場合は横幅が半分になり400×480になる。
シャープの広報担当者はPocket-lint.comの記者に対して、このコンセプトモデルのような端末は年末までに発売される計画だと話している。ただし、同サイトの記者は発売予定地域に関する情報は得られなかったようだ。しかし、この点に関しては日本で報道された情報を見る限り、日本での販売が予定されている端末のコンセプトモデルと見てほぼ間違いないだろう。
同社社長、片山幹雄氏は8月4日付の朝日新聞に対して次のように述べていた。
「裸眼で見られる3D液晶などの技術は米アップルや韓国サムスン電子にはないシャープの強みだ。3Dカメラや3D液晶を詰め込んだスマートフォンを世界で売り出し、3Dテレビとつながるようにすれば相乗効果も期待できる」
また、同社が予定している端末がタッチパネルでの操作が主体になることも判明している。
気になるのはプラットフォームだが、Androidになるのであれば、史上初の3D Androidスマートフォンになる可能性が高い。そして、仮にそれが正しいとすれば、シャープが3D向けにどのようなコンテンツ、サービスを投入するのかも気になるところだ。
【情報元、参考リンク】
Pocket-lint/EXCLUSIVE: Sharp's new 3D touting shooting phone camera says hello to IFA
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