また、本四半期中に北米で最も売れたAndroid端末のランキングは同社の調査結果では次のようになった。
- 1位:Motorola Droid
- 2位:HTC Droid Incredible
- 3位:HTC EVO 4G
- 4位:HTC Hero
- 5位:HTC Droid Eris
完全にMotorolaとHTCの2強状態になっている。なお、比較的古い製品にあたるMotorola Droidが今でもトップに立っている理由の一つは、製品自体の人気とは別にHTCに降りかかった問題も原因と見られている。HTCはこの期間、ディスプレイパネル・サプライヤーからの供給不足により製品を潤沢に出荷できなかった。その為、HTC Droid Incredibleなどは販売開始時点ではヒット商品になったものの、その後は在庫不足のためセールスを思った以上に伸ばすことができていない。今でも在庫不足状態が続いているようだ。それでも上位に入っているのは人気の証だろう。
次の四半期にはまた異なるトップ5になることが予想される。
特に4つの通信事業者から販売される韓国サムスン電子の「Samsung Galaxy S」がどれほどのセールスを記録するかには注目が集まっている。
【情報元、参考リンク】
NPD Group/The NPD Group: Motorola, HTC drive Android to Smartphone OS lead in the U.S.
GAPSIS/2010年第1四半期の米国スマートフォンシェアでAndroidがiPhoneを抜いて2位に浮上(米NPD調べ)