LifeTouchは6月9日から3日間、千葉の幕張メッセで開催された展示会「Interop Tokyo 2010」でお披露目された端末。当初からBtoBで法人向けに販売される製品として紹介されていた。今回のNECビッグローブによる販売はBtoBtoCの形になり、同社のサービスや仕様が盛り込まれるのは確実だろう。特に、同社が運営するAndroidアプリサイト「andronavi」との連携は間違いなく図られているはずだ。
LifeTouchは7インチのTFT液晶を搭載したモデル。CPUはARM Cortex A8。Wi-Fi、Bluetooth、カメラ、GPSなど、一般的な機能は概ね搭載している。端末のサイズは219×119×13.9mm、重さは約400g。400gクラスであれば、手に持った状態でも特に苦痛なく操作可能だ。
なお、先にハードウェアスペックの基本は同等と見られると述べたが、実際にはこの商品はアプリケーションはもちろんとして、ボタンの数や形状までをも販売先の法人仕様にカスタマイズすることが可能になっている。その為、どこまでベースと同じになるかはわからない。
ベースモデルの主なスペックは次の通り。
- OS:Android 2.1
- CPU:ARM Cortex A8
- 内蔵メモリ:256MB
- ディスプレイ:7インチワイドTFTノングレア液晶(解像度:800×480)
- Wi-Fi:IEEE 802.11 b/g
- Bluetooth:2.1+EDR
- 物理ボタン:電源、4方向カーソル、決定、操作(ホーム/メニュー/戻る)、音量操作
- カメラ:3メガピクセル、オートフォーカス
- センサー:GPS、加速度センサー、地磁気センサー、照度センサー
- 外部メモリ:SD/SDHC
- バッテリー駆動時間:約8時間(*NECの測定条件)
- カスタマイズ可能項目:3G通信機能、赤外線通信、ボタンのデザイン変更、筐体のカラーバリエーション、アプリケーションの開発など個別応談にて対応
【情報元、参考リンク】
ITmedia/BIGLOBE、NEC製Androidタブレットを11月に発売へ
GAPSIS/NEC、Interop 2010でAndroid 2.1搭載タブレット「LifeTouch」を出展
NEC/LifeTouch製品紹介ページ