Androidニュース&アプリ情報メディア

Google、PCブラウザからAndroid端末のブラウザ、地図などへ情報送信・起動できるChrome-To-Phone機能を提供開始

米Googleは現地時間12日、マウンテンビューの本社でプレスカンファレンスを開催し、Androidに関する2つの新機能を発表した。1つは「Chrome-To-Phone」という拡張機能で、本記事で紹介していく。2つ目は「Voice Action」と呼ばれる機能で、Androidの様々な機能を音声入力で操作できるものだ。こちらに関しては「Google、Androidの様々な機能を音声で操作・入力できる『Voice Action』を提供開始」の記事で紹介しているので参照してほしい。

さて、Chrome-To-Phone機能だが、これは数ヶ月前からAndroid関連の最新情報をウォッチしている方には聞き覚えがあるはずだ。5月20日に開催されたGoogleの開発者向けイベント「Google I/O 2010」でお披露目済みだからだ。今回リリースされるのはその正式版になる。

Chrome-To-Phone機能を利用するには2つの準備が必要。まず、PC用ブラウザ「Chrome」への拡張機能であるエクステンションを導入する。エクステンションのダウンロード先はこちら。次にAndroid端末側に専用アプリをインストールする。これはAndroid Marketで「Chrome to Phone」で検索すればヒットする。価格は無料。ただし、アプリの動作要件はAndroid 2.2以上だ。

設定準備が整えば機能を利用することが可能になり、Chromeで閲覧しているサイトのURLをAndroid端末に送信したり、Chrome側からAndroid端末のGoogle Mapを起動することもできる。他にもChrome側から電話番号を送って電話を掛けたりと、様々な利用方法が考えられる。特に経路検索などは大きな画面を使えるPCで行った方が早いので、その結果だけをAndroid端末に送る、という使い方は便利だろう。

下の紹介動画をご覧頂ければ概要が掴めるはずだ。



【情報元、参考リンク】
Google Mobile Blog/Instantly zap links, maps and phone numbers to your Android phone with Chrome to Phone!

読者&編集部コメント欄

この記事のコメント:0 件