基本的なスペックも悪くなく、おそらくそれなりに使える端末になっているはずだ。
しかし、一点大きな注意事項があり、この端末のディスプレイは抵抗膜圧方式のタッチパネルが採用されている。操作しにくいことは間違いない。特に国内のAndroidスマートフォンは全て静電容量方式のタッチパネルを採用しているので、それに慣れている場合はなおさらだ。静電容量方式の場合は基本的にディスプレイに触れるだけで操作可能だが、抵抗膜圧方式の場合は微小な力を掛けて操作を行う。スクロール操作なども静電容量方式と比較するとやり難い。実際、下に掲載したデモ動画で操作を行っている方も明らかに爪でタッチしている。抵抗膜圧方式の端末は慣れると自然と爪で操作するようになるのが普通だろう。もしくはスタイラスを使うか、だ。指の腹での操作は難しい。
それだけに購入を検討する場合は、その点をしっかり考慮した方がいいだろう。
抵抗膜圧方式のパネルを採用していることから想像できるように、マルチタッチにも非対応だ。
それでもこれらの点を除けば、まずまずのスペックの上、Android 2.2搭載は魅力だ。なお、国内で無線を利用するには技術基準適合証明を取得している必要があるため、この端末を購入しても法的には原則としてネットワークを使ってはならないことになる。
主なスペックは次の通り。
- CPU:ARM A8 Cortex processor (TI OMAP3 3530) 600MHz
- 内蔵メモリ:256MB RAM
- 内蔵ストレージ:2GB
- 外部メモリ:microSDHC(最大:16GB)
- Wi-Fi:802.11 b/g
- OS:Android 2.2
- Android Marketへのアクセス可能
- ディスプレイ:7インチ液晶(800×480)抵抗膜圧方式タッチパネル(マルチタッチ非対応)
- バッテリー容量:3,000 mAh
下はハンズオン動画。
【情報元、参考リンク】
MP4nation/Nationite MIDnite
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