NTTドコモの山田隆持社長は14日、東京ビッグサイトで開催された無線技術に関する展示会「ワイヤレスジャパン 2010」において基調講演を行い、同社の今後の戦略について発表を行った。
その中で、同社が現在力を入れているスマートフォン分野に関する今後の取り組みも明らかになった。具体的には今後のラインナップ、サービス提供予定がより詳細に見えてきている。まず、同社は今秋発売予定としていた韓国サムスン電子のAndroidスマートフォン「Samsung Galaxy S」を10月~11月にリリースする。これまでの「秋」という表現から範囲が狭められた格好だ。さらに、冬モデルのラインナップには7機種程度のスマートフォンが含まれる予定だ。加えて、FeliCa、ワンセグ等、国内ケータイで定番とされる機能も一部の端末で提供されるという。これらの施策により、同社のスマートフォンラインナップは価格、スペック、デザインなどの面でより多彩になると強調されている。
NTTドコモはソニー・エリクソン製端末「Xperia」の4月発売をキッカケとしてスマートフォン分野への注力をアピールしてきた。Xperiaは実際にまずまずのセールス記録を見せ、「Android」の認知度も向上させた。同社は間を置かず、6月にWindows Mobileスマートフォン「dynapocket T-01B 」を、7月にシャープのAndroidスマートフォン「LYNX(SH-10B)」をリリース。RIMの「BlackBerry Bold 9700」も7月か8月中に発売予定としている。
次々とスマートフォンの新製品を投入することでラインナップは確実に充実してきた。
その上で10月~11月にGalaxy Sを投入し、冬モデルでは一気に7機種前後を追加する。しかも、冬モデルの一部の機種ではおサイフケータイ、ワンセグなどの国内定番機能が搭載される予定だ。この一部の機種がAndroid端末を指しているとは限らないが、いずれにしてもスマートフォンに定番機能が搭載されることは一般のケータイユーザーにとっては嬉しい展開だろう。その為、冬モデルへの注目は嫌が上でも高まるはずだ。
さらに、2011年度には「iチャネル」や「iコンシェル」までが投入される予定となっている。
また、国内のAndroidスマートフォン市場を盛り上げた「Xperia」へのOSアップデートの予定時期がより具体的になった。これまでは「秋以降」とされていたが、今回「10月以降」という表現に変えられている。こちらも時期がハッキリしてきた。
今秋、今冬は既存のスマートフォンユーザーはもちろんとして、スマートフォンへの機種変更を考えている方にとっても楽しみなシーズンになりそうだ。
なお、スマートフォン以外の話題も含む基調講演についてのまとめは下記リンク先の記事よりご覧になれる。
【情報元、参考リンク】
ケータイWatch/ドコモが見据える未来~山田社長が今後の施策を紹介
ITpro/「全端末をSIMロック解除可能に」、「iモード課金を個人アプリ開発者にも開放」---ドコモ山田社長
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