米Googleは17日、Android OSのバージョン別シェアの情報を更新した。データは不定期的に更新されているが、ここ一月間のペースが速い。以前は数ヶ月に一度だった更新頻度が、ここ一月の間には2度も行われている。これは明らかに最近のAndroidへの世界的な注目度の高さを受けてのことだろう。アプリのデベロッパーにとっても最新のバージョン分布データはターゲットを決めるためにも重要な役目を果たしてくれる。Googleが頻繁に情報を更新し始めたことは喜ばしいことだ。
さて、まずは4月12日の更新時のデータを振り返ってみたい。次のような割合になっていた。
1位:1.5(38.0%)
2位:1.6(31.6%)
3位:2.1(27.3%)
この分布がどう変わったかと言うと次の通りだ。データは5月17日前2週間の集計結果。
1位:2.1(37.2%) ↑ 9.9%
2位:1.5(34.1%) ↓ 3.9%
3位:1.6(28.0%) ↓ 3.6%
基本的には1.5、1.6、2.0.1がそれぞれシェアを数%ずつ落とした。その分2.1が大きくシェアを伸ばしている。2.1は今後さらにシェアを伸ばすことが予想されており、近いうちに過半数を超えるはずだ。最近になって世界的にAndroid 2.1を搭載した端末が続々とリリースされ始めており、また旧バージョン搭載機への2.1のアップデートも提供され始めているからだ。
バージョンの乱立はAndroidユーザーとデベロッパーを悩ませている問題の一つだが、Googleは2.2(Froyo)以降でその問題にも手を打つと予想されている。まずはOSとGmail、YouTubeなどのGoogleサービスアプリを完全に分離することでそれぞれ別個にアップデートをし易い環境に持っていく方針だという。
また、今回は2.1の躍進が見られたが、実は依然として1.5、1.6のシェアが大きい状況は変わっていない。今後どのような分布割合に変化していくのか注目したい。
情報元:Android Platform Versions
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