昨日、ソフトバンクから「HTC Desire」の発売日が27日になったことが発表された。HTC Desireは最新のAndroid OS 2.1を搭載した端末で、世界的にも大きな注目を集めている。ここ数日は発表されたばかりの新端末「HTC Droid Incredible」に話題を奪われつつあるが、それまではHTC Desireが既存のAndroidスマートフォンの中では最高と評する声が多く、今でも評価は高い。
このHTC Desireの魅力の一つがAndroid OS 2.1を搭載している点だ。
一方、ソニー・エリクソンの端末「Xperia」や昨年の7月に国内で発売された「HT-03A」はAndroid OS 1.6を搭載している。
HT-03Aは発売時には1.5を搭載し、昨年10月に1.6にバージョンアップした。
また、京セラが米国で今夏発売予定の端末「Zio M6000」などもAndroid 1.6を搭載している。一方で、同時期にAndroid OS 2.1を搭載した端末を発売するメーカーもある。
このようにAndroid端末はOSのバージョンが統一されておらず、完全にバラバラな状態だ。シェアが気になっている方もいると思う。
そこで、ここでは現在のバージョンシェアを紹介したいと思う。
Googleの最新のデータによればAndroid OSのバージョンシェアは次のようになっている。
*2010年4月12日前2週間の集計データ
結果はご覧のように1.5が38%、1.6が31.6%、2.1が27.3%となっている。
今後2.1搭載の新製品の発売が続々と控えていることに加え、HTC Heroなどの端末のOSのバージョンアップが予定されているので、徐々に1.6以下のバージョンのシェアは減っていくはずだが、現時点ではそれぞれが同じような割合で分け合っている状態にある。
今後、どの程度のスピードで2.1のシェアが増えていくのか注目したい。
情報元:Google/Platform Versions
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