海外ではNexus OneやHTC DesireのAndroid OS 2.1搭載が続々と発売・発表されているが、残念なことにソニーのXperia X10(SO-01B)は4月発売時点ではバージョン1.6のままだ。早々と2.1を搭載し、アップデートを実施したNexus Oneがマルチタッチを導入し、ブラウザやGoogle Mapsでのズームイン・ズームアウトができるようになっていることは羨ましい限りといえる。しかし、Xperia X10もハードウェアとしてはマルチタッチに対応している為、Android OSのアップデートさえ叶えば、同様の操作環境を手に入れられる可能性が高い。
では、いつアップデートされるのだろうか? そして、アップデートを期待してもいいのだろうか?
気になるのはXperiaがAndroidの上に独自のユーザーインターフェース(UI)を重ねている点だろう。単にAndroid OSをアップデートするだけでなく、「Timescape」や「Mediascape」、「POBox Touch」などの機能との調整も確認する必要がある。作業量は必然的に増え、欧米の他のAndroid機種よりも一歩遅れた導入になる可能性が高い。
しかし、アップデート自体は現時点でも期待していいようだ。
これは昨年の開発者インタビューの話だが、ソニー・エリクソンのグローバル・マーケティング・マネージャー、Sumit Malhotra氏は開発ブログの中でこう答えている。
「XPERIAで使われているUXプラットフォームはいずれ2.0に進化するだろう」
また、ソニー・エリクソンの商品企画担当、西村氏はファイル・ウェブに対して、「現在、実際にドコモさんと協議中で、両社とも前向きに検討中です」と述べており、ドコモとの間で検討が進んでいることを明かしている。ただし、アップデート時期については4月の発売時期では不可能だと答えている。
「それは時間的に難しいですね。できるとしても、それ以降になると思います」
結局、時期としては今年の第三四半期以降になる可能性が高いようだ。3月上旬にCNETのJohn Chan氏がXperiaのアップデート時期に関する記事を記している。それによれば、Chan氏はソニー・エリクソンのアジア・ローンチの場で広報担当者から今年後半にAndroid OS 2.2にアップデートされる予定、と聞いたということだ。ただし、具体的に2.2になるのか、一つ下の2.1になるのかはまだわからないようだ。いずれにしても2.1になることで下記の機能が使えるようになることが期待される。
・マルチタッチによる拡大・縮小操作(ブラウザ、Google Mapsなどに対応)
・Google Mapsのアップデートによる機能追加
・Gmailのマルチアカウント
・3G接続の改善
・ソフトウェア・キーボードの改善
・ブラウザの改善
・ハードウェア・アクセラレーションの改善
具体的な時期やアップデート内容の詳細が判明次第、改めてお伝えしたい。
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